あなたにもできる共感マーケティングをアイドルオーディションから考える

共感マーケティング

努力が報われない。

誰かのために必死で頑張っているつもりなのに全然認めてもらえない。

でも続けていればいつかは報われる日がくる。

そう思って努力を続けられる人は本当にすごい人だなって思います。

その頑張りもいつまでも結果がでなければ、いつかは挫折してしまいますよね。

そうならない一つの方法としては、応援してくれる人がいればいいと思うんです。

自分がどんな思いで今の活動をしていて、その活動に対してどれだけ努力しているのか。

それを応援してくれる人がいれば、自分のモチベーションが飛躍的に上がりますよね。

活動に共感して支援をもらえたり、仲間ができたり、事業活動なら商品の購入をしてくれたり。

この記事では個人が自分のことを応援してくれる人を作っていくために、どうすればいいのかをアイドルオーディションを事例にしてお伝えしていきます。

活動に対する強い思いと努力を発信しよう。

自分がどんな思いで今の活動をしているのか。どれだけ努力しているのか。

それを発信していきましょう。

抽象的でキレイ事のような結論になりますが、自分の思いやその活動に対する努力を伝えることが人を動かす強力な手段になっているのです。

テレビ番組では、出演者の思いや努力を伝えることで視聴者の共感を得ることがとても上手にされていますよね。

甲子園のテレビ放送で試合に負けて泣くほど悔しがっている球児を見たことはありませんか?

あの状況を見るとその選手に強く共感してしまう人が多いと思います。

駅伝もそうですよね。

1人の選手の努力を上手にとりあげて視聴者の応援したいという感情を作っています。

それだけ本気で努力している人というのは人の心を動かす力があります。

ですから、自分がしている活動に対してどんな強い思いがあって、どれだけ努力しているのかをしっかり人に見てもらうこと。

それができれば、人の心を動かしてあなたの応援者になることにつながるのです。

アイドルオーディションからわかるプロセスを伝える重要性

また、自分の思いや努力を伝えるためには、その活動のプロセスを伝えることが効果的です。

プロセスとは、その活動をはじめた経緯や努力の過程のこと。

このプロセスの過程をとても上手に見せているのがアイドルオーディション番組です。

先日、僕はあるきっかけで韓国アイドルのTWICE(トゥワイス)を知ることがありました。

興味が湧いて検索を重ねていると、そのグループ結制に至るまでのオーディションの過程を見ることができたんですね。

そのオーディションの過程にはいろいろなドラマがあり、涙があり、それぞれのメンバーの思いや苦悩をとても上手に表現していました。

それを見ているとすごく感情を動かされている自分がいることに気づいたんですよね。

それがきっかけで今まで興味がなかった韓国アイドルのTWICEとファンになりました。

皆さんもそんな経験はありませんか?

日本でも少し古いですがモーニング娘。さんが同じようなオーディション番組をやっていましたよね。

あのときも日本中の多くの人がモーニング娘。に心動かされていたと思います。(数字は追っていないので僕の主観です)

もう一つ古い事例ですが、「あいのり」という番組がありました。

素人の男女数名のが恋愛をするために、ワゴンに乗って旅をするという企画の番組ですね。

この番組では、男女の恋愛が始まるまでの経緯を上手にとりあげていました。

この番組も出演者にとても共感して続きがとても毎週続きがとても気になっていました。

このように、その活動が今に至るまでのプロセスを伝えることで人の共感を得ることにつながっています。

自分のプロセスを伝えるための2つの重要な考え方

自分の活動に対する強い思いや努力、そのプロセスを伝えるといってもテレビ番組を作ることは私たちにはできません。

ですが、今は個人で情報を発信できるようになりました。

次からは、個人が応援してくれる人を増やすための効果的な発信方法を2つ説明していきます。

こまかく分割して発信する

自分の活動の経緯を細かく分割してブログやFacebook、Twitter、Instagram、などで発信していきましょう。

事業活動ならメルマガやLINE公式アカウントで発信しましょう。

文字、画像、動画を上手に組み合わせてください。

人はいきなり長い文章や動画を見せられても見てはくれません。

ですから、見やすい形に細かくしてあなたの活動のプロセスや思いを発信して行きましょう。

Facebook投稿

この画像は僕が自分の商品に対してどんな思いでやっているのか。

そんな内容を何回かに分けてFacebookに投稿しました。

普段読まれないビジネス投稿なのですが、何人かの方から「商品のリリースを楽しみにしています」という嬉しいコメントを頂きました。

ちゃんと伝わるように、伝えたい内容を分けて投稿したので読者に刺さったのかなと思っています。

自分の思いを本気の文章や動画で表現する

ある程度の関係性を築けている人にはしっかりとした形で自分の思いや活動のプロセスを伝えていきましょう。

こちらもブログでもSNSでもどちらでも構いません。

SNSでは長文はあまり読まれないといわれていますが、気にせず長文で書いてしまいましょう。

意外といい反応をもらえたりします。

本気で自分の思いを伝えようとするとどうしても長文になってしまうと思います。

でも本気で書けば書くほどその本気度が相手に伝わるんです。

それは文章だけで伝えたとしても伝えることができます。

以前、僕が努めていた会社の採用活動を僕がしていたとこのことを事例として出します。

そのときは、僕一人で一つの事業を回していました。

いいサービスをしようと思ったらどうしてももう1人スタッフが必要だったので、上司に許可を取ってFacebook上で採用活動をはじめました。

そのときの投稿がこちらです。

Facebook投稿2

Facebookで自分の仕事に対する本気の思いを添えて求職者募集のメッセージを投稿しました。

するとたくさんの方がシェアしてくれたんですよね。

さらにもっと気持ちを載せた求人募集ページを作ったんですが、そのページもとても反響がありました。

ここからわかるようにある程度関係性を築いていてば、本気の長文をかけば相手の感情を動かすことができるんです。

あなたの本気は人を動かす強力な共感マーケティングになる

本気で何かに取り組んでいる人は、とても魅力があり多くの共感を生む。

頑張った人すべてが報われるわけではないのですが、自分の頑張りを上手に発信することでその努力が少しでも報われればいいなと思います。

そのために、自分の思いや頑張った活動を上手に発信することで自分を応援してくれる人、本当の意味でのフォロワーができるようになっていきます。

ぜひ今回、紹介したちょっとしたテクニックを活用して自分の活動を発信して行ってください。

この記事を書いた人

名城真彦(なしろ まさひこ)

Web集客のお手伝いをしているフリーランスです。主にWeb広告の運用サポートや運用代行を行っています。サイトの改善やWeb集客全般のサポートなどお客様の状況に合わせた提案を行います。講演実績:岐阜県恵那商工会議所主催セミナー、愛知県長久手市役所主催セミナー、三重県鈴鹿市役所主催セミナー