目標がないという人がわりと簡単に目標を見つけられる方法

目標もやりたいこともみつからず、生活にメリハリがない人。
このままやりたいことがない人生に不安を感じている人。
やりたいことがないのなら作ればいいのですが、そんなに簡単にやりたいことって見つかりませんよね。
僕もそうだったんです。仕事の目標はあるんですが、プライベートの目標や、やりたいことって全然なかったんですよね。
それもそのはず、僕は社会人になってから仕事しかしてこなかったので仕事以外のことってほとんど何もしていなかったんです。
そんな僕でも最近プライベートでやりたいことが1つできて、それを達成するための目標ができました。
それは何かというと、海外旅行に行くこと。そのために時間とお金を確保するという目標です。
今まで、海外旅行に全く興味がなかった僕がなぜ海外旅行に行きたいと思うようになり、そのための目標ができたのか。
その方法はわりと簡単でした。
それは、やりたくなる可能性のあることを先にやってみたから。
今、何も目標がない、やりたいこともない。でも何か見つけたいという人のために、僕が目標を作ることができた理由を説明します。
音声で聞きたい方はこちらから。文字で読みたい方は下の方からどうぞ。
もくじ
目標がない原因は「やりたいこと」がないから
目標という言葉は、何かやりたいことがあって、そのやりたいことを実現するために「達成するべきこと」という意味です。
やりたいことという言葉は言い換えると「目的」という言葉になります。
企業のやりたいことといえば「売上をあげること」。そのために「商品を100個売る」という目標を立てたりします。
個人の場合は、例えばいい大学に入りたいというやりたいことを達成するために「センター試験で偏差値〇〇を達成する」とか、理想の人と結婚するという目的のために「10キロ痩せる」という目標を立てたりします。
つまり、目標がないという人は「やりたいこと」がないから目標がないのです。
やりたいことがないのに、目標だけ立てようとしても難しいんです。
やりたいことがないのに英会話の勉強を始めても、途中で挫折してしまいます。
目的がないのに毎日筋トレをするという目標を立ててもスポーツジムに入ったとしてもほとんど通わなくなってしまいます。
ではやりたいことがある場合はどうか。
アメリカ旅行で現地の人と友だちになりたいという「やりたいこと」がある。そのために「英会話を身につける」という目標を立てる。
細マッチョ好きの女性と仲良くなりたいという「やりたいこと」を達成するために、毎日筋トレをするという目標を立てる。
というように、やりたいことがちゃんとある場合はそれを叶えるために自然と目標ができるようになるんです。
なので、日々の生活に目標がないという人、その人はやりたいことがないから目標がないんです。
ないのならば作ってしまえばいいんでが、そんなに簡単にやりたいことなんて作れませんよね。
そこで、やりたいことを作るための1つのコツをお伝えします。
目標がない人がやりたいことを見つけるわりと簡単な方法
目標をつくるためには「やりたいこと」を先に作る。
では、「やりたいこと」がない人はどうして「やりたいこと」がないのか。
その答えは「やってないから」と「知らないから」です。
やったこともないものをやりたいと思わないですよね。
全然知らないことをやりたいと思うはずがないですよね。
やりたいことがないという人は、今後あなたがやりたくなるかもしれない色んな体験を経験する機会がない、知る機会がないからやりたいことに出会えないんです。
ビールが好きな人はビールを飲んだことがあるからビールを好きになったんですよね。ビールが好きじゃないのにビールを飲むという体験を先にしたから好きになることができたのです。
やりたいことがあるという人は、そのことを「やりたい」と思えるようになったきっかけが必ずあるはずなんです。
料理を作ったら家族に喜んでもらえた。なのでもっと喜んでもらうために料理のレパートリーを増やした。
カラオケで人前で歌ったらすごく快感だった。だから歌手になるという目標ができた。
YouTubeを見ていて楽しいと思った。自分もユーチューバーになって人を楽しませたい。
「あぶない刑事(デカ)」という刑事ドラマを見てデカがかっこいいと思った。だから刑事になるために警察学校に行くという目標ができた。
というように、自分で体験する又は、誰かがやっていることを見たり聞いたりして間接的に体験することでその何かの良さを知ることができるわけです。
その良さを知ることで初めて、人は「やりたい」と思うようになるわけですね。
ということで、目標がない人がやりたいことを見つけるためのわりと簡単な方法、それは「やりたくなるかもしれないことをやってみる」ということです。
「やりたくなるかもしれないことをやってみる」例えばこんなことです
やりたいことがないという人は、やりたいと思える体験がない。もしくは少ないからやりたいことがないんです。やりたいことがないので目標もできません。
なので、今はやりたいことではないとしても今後やりたくなるかもしれない色んな体験をまずはやってみればいいんです。少しムリをしてでもやってみればいいんです。
海外旅行に行ってみる→海外旅行の楽しさを知る→また海外旅行に行くために貯金をするという目標ができる。
頑張ってジョギングをしてみる→走りきったあとの爽快感を知る→マラソン大会にでてみたくなる。
夜の女性とお話しをする店に行く→女性とお話しをする楽しみを知る→婚活を本気でやろうと思うようになる。
僕も、ついこの前タイに出張に行ったのですが仕事ばっかりで観光はまったくできなかったんですよね。そのときに、タイの雰囲気を少しだけ味わったのですが、もっとタイを満喫したいと思うようになりました。また行きたいと思い、そのためには休みとお金を確保しなければいけません。
そうやって、僕にタイに旅行に行くための休みと時間を確保するという目標ができたわけです。
今までは海外旅行に全く興味がなかった僕がです。仕事でしたがタイに行くという体験を先にしたからできた目標ですよね。ちなにみそのときに食べたご飯。
このことからもわかるように、やりたいことがないという人は少しムリをして色んなことを体験してみましょう。
僕のように海外に行ってみるとか、高級フランス料理を食べに行くとか、ボランティアをするとか、相席居酒屋にチャレンジしてみるとか。
なんでもかまいません。
やりたいことをするという行動は「欲」を満たすということ
やりたいことができるということは、言い換えるとやりたいという「欲」がわくということです。
あなたの「もっと楽しい思いをしたい」「誰かに認められたい」「うまいものが食べたい」「モテたい」「稼ぎたい」といった「欲」をかなえるための具体的な行動があなたのやりたいことです。
欲がないのに目標をたててそれを達成できるという人は、修行を積んだ僧侶か嘘つきのどちらかです。
欲を満たすために「やりたいこと」があってそれを達成するために目標があるんです。なので欲を持つということはすごく大事なことで悪いことじゃありません。
でも毎日同じ生活をしていたら、新しい欲がわいてくることはありません。
ですから、繰り返しになりますが少しムリをしてでも色んな体験を先にして色んな欲を生み出してください。
色んな体験をして、その中にもっとやりたいという欲がわいてそれが「やりたいこと」になり、それを達成するために目標を立てる。
それを積み重ねることで、より大きなやりたいことができて大きな目標をたてることになり、最後はあなたの人生の目標までたどり着けるかもしれません。
生活に目標がほしいという人は、少しでも興味があることがあれば少しムリしてとにかくなんでも体験してみましょう。
とはいえ、いきなり新しいことを始めようと思っても難しいかもしれません。
ですから、まずはできるだけ簡単にできて、すぐにできて、お金もかからないなどハードルの低いことからはじめて見てください。