こんにちは!名城です!
約1年にわたっていろいろサポートしてきた高梁さんにインタビューをしてきました。
高梁さんは、僕と最初に会ったときは、ブログを書きながら読書会を1回開催したことがあるっていう状態から1年ほどですごく変わることができた人です。
今では、自分でセミナーを開催するのが当たり前にできるようになって、自分の力で高額講座に申し込みがもらえるようになりました。
その間の1年間でとても変わることができたので、心境とか行動にどんな変化があったのかを聞いてきました。
これから個人で講師業に挑戦してみたい人は参考になると思います!

ハイブリッドワーク・シフト コンサルタント高梁さん
会社員として製造業の会社に努めながら副業としてハイブリッドワーク・シフト コンサルタントとして活動する。
これから副業を始めたい人への会社との交渉やノートを使った思考の整理術を伝えている。
高梁さんのブログ
セミナーやってみませんか?と声をかけたことがきっかけでした
名城:よろしくお願いします!
確か高梁さんとの最初の接点は何かのセミナーでお会いしたんでしたよね?
そのときに名刺交換してハイブリッドワーカーやってますって聞いたのが最初の接点で、そこから高梁さんがセミナーやっている人だと思ったので、一緒にセミナーやりませんか?って声かけたのがスタートでしたよね。
高梁:そうですね。当時毎日のようにブログを書いていてそれを名城さんに見て頂いていて、セミナー出来ますよね?やりませんか?みたいな感じでお声掛けいただきました。
名城:もう1年位前の話しですね。
高梁:そうですね。初めて行ったのが2018年の12月とかだったと思う。
名城:でしたね。
では、最初に基本情報から教えて下さい。高梁さんは何をしている人ですか?
高梁:本業では会社員として製造業の会社で働いています。副業として個人でハイブリッドワーク・シフト コンサルタントをしています。
名城:そんなすごい肩書だったんですね!それはどんな活動をしているのですか?
高梁:私と同じようにサラリーマンの方でこれから副業を自分でやっていきたいという方に、会社との副業の交渉のやり方やどうやってスキルUPするかとか、講師デビューするにはどうしたらいいかといったサポートをすることですね。
名城:会社との交渉のやり方から教えるんですね。実際に高梁さん自信、本業の会社と副業について交渉とかされていたんですか?
高梁:そうですね。総務の方と話して、OKをもらいました。
名城:高梁さんの活動は会社の認定だったんですね!
高梁:ですね。なので会社認定になってからはセミナーをバンバンやるようになりました。
名城:高梁さん、セミナーをすごくやっているなって思った時期があったんですけど、そういう理由だったんですね。ちなみにセミナーではどんなことを教えているんですか?
高梁:名城さんがこの前悩まれていたみたいにお客さんとうまく行かなかったときにその場では謝ればいいんですけど、その後、どうやったら関係を改善できるのかなってあるじゃないですか。ただ、お客様に対する熱意はすごくあるわけですよね。
(このインタビューをした少し前に、僕がクライアントとうまくいっていなくて悩んでいることがあって、その悩みを高梁さんがアドバイスをくてていたんです)
名城:その時は、心が折れかけましたけどね!でも一回落ち着いて考えて、ここで投げ出したらいかん、最後までめんどう見なきゃいけないって思って。その後、誠意をこめたやり取りをして前より強い信頼関係を作ることが出来ましたね。
高梁:素晴らしい!そういった、やっちゃったでもいいんですし、こういうときどうしたらいいのかなっていうときに方眼ノートを使って状況を整理したり、次どうしたらいいんだっていうのを書いて考えるんですよ。
そうすると10分、30分くらいで今の自分にとってのベストの回答が絶対出てくるなので、使いこなしてくると人生悩まなくなる。
名城:その方法で高梁さんはいろいろな決断をしているんですね。
高梁:そうです。
すごくおもしろいのがですね。自分の頭の中にあるものを書き出しているだけなんですけど最後に出てくる、こうしなきゃっていう結論ってあるじゃないですか。
それが、書く前に自分の頭の中にあった想像できる結論。
こういうときってこうするしか方法ないよなみたいなアイデアがあると思うんですけど、それをまったくひっくり返す、あ、これだったらできるよなっていう答えが出てくるんですよ。
自分の頭で考えたのに自分の頭で考えたとは思えない答えが出てくる。
名城:頭で考えてるだけだと整理がおそらく出来てなくて簡単な答えしかでてこなかったのが、もうちょっと深いところまで出てくるってことですね。
高梁:そうそう。
名城:いいですね。僕も仕事で考え事をするときは紙かホワイトボードに書いて考えていたんですけど、そこにはそんな効果があったんですね。
高梁:さすがです。私の前の会社も大手だったんですけど、いわゆる仕事ができるっていう人たちは、やっぱりめちゃくちゃ書いてますね。ノートに。
名城:そうなんですね。書くことが大事なんですね。
たしかにパソコンでメモもできる時代だけどそれだけじゃ頭の整理ができないんですよね。
じゃあ、そのノートを使った思考の整理術を教えるのが高梁さんの個人の活動なんですね。
仕事の生産性だけじゃなくて、人生、生き方的なところも良くなるよっていうノウハウを伝える活動をしているということなんですね。
ありがとうございます。
受講者の喜んでいる顔を直接見られる講師業ってすごく良い仕事だなって思った
名城:僕が最初に高梁さんのサポートをしたのは、一緒にセミナーをやりませんか?ってオファーをしたところからでしたね。
それでセミナーの中身を高梁さんがつくって僕は告知から当日の運営までをお手伝いしましたよね。
ちなみに初めてのセミナーをやる以前はブログ以外に個人の活動は何かしていたんですか?
高梁:1回だけ読書会をやりました。
名城:直接誰かをサポートしたりっていうのはありましたか?
高梁:とくになかったですね。
名城:じゃあブログ以外の個人の活動としては読書会を1回やったぐらいだったんですね。
僕は高梁さんのブログを読んで、すでにバリバリ講師活動をやっている方だとその時は思っていました。
そのとき。まさか初めてのセミナーをお手伝いすることになるとは。
高梁:ハハハ!
名城:で、その状態でセミナーを僕と一緒に企画したのが高梁さんにとって初めてのセミナーだったんですね。
初セミナー講師をしてみて何か変わりました?
高梁:うーん、そうですね。最初はすごく不安がありましたけど、やっぱり自分が体験してよかったなって思ったものをお伝えしているので、その場で来ていただいた方の「なるほど」とか「良かった」っていう顔が直接見られるっていうのが講師業ってすごく良い仕事だなっていう風に感じましたね。
名城:そのときは、企画を持ちかけて、集客の方をメインで協力したんでしたよね。
高梁:そうですね。相当やってもらいました。
名城:その流れでもう1回一緒にセミナーをやりましたね。
高梁:そうですね。2回一緒にやりました。
名城:両方ともノート術のセミナーでしたね。2回目のセミナーを一緒にやった時点での変化はありましたか?
高梁:名城さんと2回やる間に四日市でもやっているんですよね。
なのでたった半年、数ヶ月の間にセミナーを自分でやるのは当たり前っていうのはなんか定着していました。
始めて見ると、続けるのは意外と簡単だとわかった。
そのときに続けさせてくれる場所とサポートしてくれる人がいるっていうのはすごく良かった。
個人事業は理論よりも熱い思いを伝えたほうが良いということを学んだ
名城:たしかにそうですよね。
それでその経験があってどんどん自分でセミナーができるようになったということですね。
その後、僕が講師のセミナーに参加してくれましたよね。
高梁:そうですね。11月末でしたね。
名城さんの「駆け出し講師の仕事術」っていうテーマのセミナーに参加させてもらいました。
名城:駆け出し講師の仕事のとり方がテーマのセミナーでしたね。
僕のセミナーを受けたあとは何か変化はありましたか?
高梁:そうですね。まずはホームページを作ろうっていう。
名城:そうでしたね。ホームページというか、プロフィールや活動レポート、お客様の声っていうのがめちゃくちゃ大事だよ。っていう話しをしましたね。
高梁:そう。で、名城さんが資料作られていてそれをみながらメモを取ったりしていたんですけど
実は一番響いたのがですね・・・
名城:はい。
高梁:プロフィールのところを説明されているときに、個人事業の方は、論理的にきっちりプロフィールを書くんじゃなくて、熱い思いを書いたほうがいいっていうことを名城さんがおっしゃって、あぁそうなんだ!と思ったんですね。
マーケティングの要素を入れて作り込むんじゃなくて、あぁ熱意なんだって。
その後、実際に事例を出していただきましたよね。
テクニックは使わずに熱量だけで高額商品を売っていたっていう女性がいたことを教えていただいて、たしかに人対人になるんで熱量大事だよなって思いました。
それとFacebookで実績報告とかをガンガンするようになりました。
それも名城さんに教えていただいたことでしたね。
名城:そうですね。お伝えしましたね。そのFacebookの活動報告見てました。
名古屋で僕と一緒にやった高梁さんのセミナーの受講者さんが、四日市の高梁さんのセミナーに行ってくれて良かったなって思いました!名古屋からわざわざ三重まで行ってすげーなって思いました。
高梁:助かりました!
目の前にいる人は私の講座を受けたら幸せになるんだから、今、自分ががんばらないとこの人が不幸になる
名城:それでFacebookで実績報告もどんどんされていたんですね。
高梁:あと、あのとき、いろいろな所にでかけてて多くの人に会おうと思っていました。
名城:それめっちゃ大事ですね。
高梁:そのとき、やっぱり自分の中に熱量を持とうと。
絶対に今、目の前にいる人は私の講座を受けたら幸せになるんだから今、自分ががんばらないとこの人が不幸になる。
名城:すばらしい考え方ですね。
高梁:だからといってゴリ押しするわけではなくて、それは相手のタイミングもありますし。
熱い思いをもつとまたFacebookの中での記事の書き方とかも変わってきたりとか、あの人に届けるためにFacebook書かなきゃと思って
その人に届くような投稿をしたり。
なんかそういう、自分の行動が変わりました。
名城:変わったんですね!いいですね!
集客ってウェブ集客をやる前は、結局オフラインで集客をするんですけど、じゃあどこに行けば見込み客に会えるのかっていうと他の人のセミナーになるんですよね。
セミナーに来てほしい人はセミナーにいるっっていう。
なので主催の方と自分が競合にならないのジャンルのセミナーに行ってガンガンつながりを作って、そのつながりから集客するっていうのが1番鉄板のやり方かなって思います。
こくちーずとかFacebookよりも。
いいですね。
熱量って大事なんですよね。
ほとんどの人は、熱量があればインターネットやらなくてもある程度の売上をあげられるんじゃないかって思います。
名刺交換からどうやったら自分のセミナーに来てくれるのかを工夫した
高梁:そうですよね。熱量持って話して伝わらないなって思ったらまさにPDCAです。
名城:なんで伝わらないんだろう、どこが悪いんだろうっていうのをノートに書くんですよね。
高梁:そうそう、そうやって次に新しい人にあったときには、こういう風に伝えてみようっていろんな工夫をやったおかげで名刺交換のときのトークとか、よくなったと思っています。
名城:名刺交換のときに何を工夫したんですか?
高梁:ノートを売らない。
名城:ノート術のセミナーを売らないっていうことですか?
高梁:そうですね。
あなたは、私のこのセミナーを受けたらこんな風に変わるんですよ。だったら受けてみませんか?っていうようにしました。
ノート術ってすごいんです。って言ってもノウハウには誰も興味ないので。
名城:そうですね。人が興味があるのはノウハウじゃなくて、どう変わるかっていうところですよね。
伝える部分をhow(ノウハウ)じゃなくてベネフィット(どう変わるか)にしたっていうことですね。
名刺交換のときにどうやってそれを伝えていたんですか?
高梁:名刺をいただいたらそこにその方の情報が最低限書いてあるじゃないですか。
たとえば税理士さんとかだったら、〇〇さん中小企業とかいかれたときにこういう困りごととか、こんな変な社長がいて困ったりしませんか?
じゃあそういったときに、自分の思っているように社長さんが君の意見に従うわって言ってくれたらめっちゃよくないですか?
そういうことができるようになる講座があるんでぜひ来てください。みたいな。
名城:すごい!名刺交換でそこまで言っていたんですね。それは勉強になりました。
高梁:名城さんの講座でおっしゃっていたのと一緒ですよ。
ビフォー(専門家のサービスを提供する前の状態)から専門家のサービスを提供して、その方をアフター(専門家のサービスを受けたあとの状態)にするっていう。
そのアフターの姿をイメージできるように話しをする。
名城:セミナー告知用のランディングページとかだったら、こんなこと困ってませんかっていうことから始まって、それを私なら解決できます、こんな変化を約束しますっていう見せ方をするんですけど、名刺交換のときにもそのような流れで会話をするんですね。
高梁:そうですね。
名城:そうするとそのあとFacebookでつながったときにセミナーに誘いやすくなりますよね。そのやり方僕も使おう!
高梁:(笑)
名城:で、ビフォーアフターを伝えるっていうところとか、何を伝えるのかっていうところを確か僕の講座で伝えているハズなので、熱意が大事っていうこともわかったし、自分が助けてあげないと相手が不幸になるっていうようなことを考えられるようになったということですね。
高梁:そうそう。
名城:それで名刺交換のときにも自信を持ってできるようなったと。
その結果、名古屋からわざわざ三重の高梁さんの講座に行くような人が出てくるようになったんですね。
高梁:(笑)
通過点じゃなくてこれで最後かもしれないっていう気持ちで取り組めるようになった
名城:いいですね!他には変わったことってあります?
高梁:本業の関係でしばらく個人活動ができなくなるってことがありまして。
現状では12月末にやったバックエンド(高額講座)のセミナーが、本当に最後になるかもしれないっていうのがありました。
最初は一人でもいいから来てくれたらなって思っていました。
でも途中から、なんでかわかんないですけど8名絶対集めようと思った。
そこからですね。ケツに火がついたのは。
一人目の方が申し込みいただいてよかったなって安心してたんですけど。そんなんじゃだめだって思って(定員の)8名をどうにかして集めると。
全部が通過点じゃなくて一つひとつがゴールと思ってやるべきなんだなって今回の体験で感じました。
名城:どういうことですか?
高梁:もし、それが最後じゃなかったら12月にやったセミナーが1回目になって、じゃあ3月か4月にもう1回やろうみたいな、12月の講座がだめでも次があるじゃんみたいな。
副業でやっているからそういう余裕があるのかもしんないですけど、やっぱり1回1回に命かけるくらいのそういう思いを持って、絶対に決めた人数集めてやるんだっていう気持ちで行動する。
そうすると、じゃあ一人しか集まっていないのはなんでだろう、満席にするにはどうしたらいいんだろうっていうことを考えるようになるんですよね。
名城:考えて何をしたんですか?
高梁:そのときは人に会う数をどうやったら増やせるかを考えました。
実際には、いろいろなセミナーに行くっていうことをやりました。
あと自分がやったセミナーからとりあえず無料でいいからセッションやりませんか?って声をかけるようにしました。
名城:12月の高額講座の前にお試しセミナーをやって、そこに来てくれた人に無料セッションをやったってことですね。
じゃあ、まずは、見込み客に会えそうなところに行って人に合う数を増やしたといいうこと。
その後のフロントセミナーに来てくれた人たちには、無料セッションをやって高額セミナーにより興味をもってもらえるようにした。
この2つを工夫して、その流れをPDCAでいろいろ改善しながらやっていったんですね。
高梁:そうですね。
名城:その結果はどうなったんですか?
高梁:最終的に4人申込みがありました。
名城:満席には及ばなかったんですね。でも初めての高額セミナーで4人集められるのはすごいことだと思います。
フロントセミナー(お試し講座)は何回やったんですか?
高梁:4回ですね。
名城:初めての高額講座でお試しセミナー4回やって4人の申し込みはすごいですよ!
ありがとうございます。
まとめるとブログと読書会を1回開催したことがあるだけの状態だった高梁さんが、1年ちょっとでいろいろな経験を経て、最終的にバックエンドのセミナーを自分の力で売れるようになったと。今回その過程をお手伝いさせていただけたわけですね。
高梁:そうですね。常に名城さんがターニングポイントにいてくれた感じです。
名城:おぉ!その言葉は絶対使います。僕が常にターニングポイント!
高梁:(笑)
名城:今後も、継続してハイブリッドワーク・シフト コンサルタントとしての活動を継続させていくっていうことでしたよね。
ノート術というか思考の整理のノウハウをたくさんの人に伝えていくんですね。
高梁:そうですね、ノート術で人助けをしていきたいです。
名城:ありがとうございます。ぜひまた一緒にセミナーもやりましょう!
大事なことは熱意とPDCA
今回僕がサポートした内容は、高梁さんにとっての初めてのセミナーとあともう1回のセミナーの企画と集客や当日までの運営のお手伝いをしたこと。それと独立講師の考え方をセミナーという形でお伝えしました。
基本的な部分はお伝えしましたが、あとは高梁さん持ち前の思考整理のノート術でPDCAを繰り返して1年ですごく変わることができました。
今回、大事だなと思ったことをまとめると、
- 個人事業は論理的な文章を見せるのではなくて、熱い思いを伝えることが大事だということ。
- 目の前にいる人を自分が助けるという気持ちを持っていたこと。
- セミナーに来てもらうためにまず人に会う機会を増やして、そこで名刺交換の工夫などPDCAを繰り返したこと。
- 高額講座の販売もあきらめずにやりきったこと。
こういったことを経てここまで変わることが出来たんですね。
熱意とPDCA。すごく大事なことです。
今回のサポートとインタビューを通して僕自身、いろいろ学ばせていただきました。