この記事は、自分のブログやホームページなどのWebサイトにしっかりした渾身のプロフィールページを作りたいという人が、
- なぜプロフィールが大事なのかがわかる
- その上でプロフィールページを作成する流れがわかる
という内容です。
なぜプロフィールページがいるの?
プロフィールの作り方を解説する前に、なぜプロフィールが必要なのかを説明していきます。
今は人がモノを買う時に、商品の機能ではなくて「人」で選ばれるような時代になったそうです。
インターネットやSNSが発達してきて、情報が簡単に手に入るようになりました。
「いい商品、サービスを作るノウハウ」という情報が誰でも手に入れやすくなってきたという状況です。
その結果、誰でも良い商品を作れるようになり、商品の品質が良いということが当たり前という前提が成り立つようになりました。
商品の品質や価格で差別化しにくいという状況になったということですね。
そうなると、商品力以外の何かが決め手になって自分の商品を選んでもらわないといけなくなります。
[keikou]その決め手の一つが「誰」が売っているかです。[/keikou]
みなさんもあの人が売っているから購入したという経験はありませんか?
あのお店のスタッフの〇〇さんがいつもよくしてくれるから常連になった。
とか
クルマを買おうとして何店舗かディーラーを見てまわったけど、一番親切に接してくれたあのディーラーに決めた。
このように購入を決めた経験ってありますよね。
このように機能ではなくて「誰が売っているか」で選ばれることがあるのです。
私自身も売っている人で購入を判断することがよくあります。
以前、仕事で着物の「レンタル事業のサイト制作」の提案書を作ることがありました。
そのためレンタルに強いネットショップのシステムを導入する必要がありました。
調べるとそういったシステムを提供している企業がたくさんあることがわかったのですが、数が多すぎて選ぶのが大変。
失敗ができないのでかなり時間をかけて調査しました。
そのときに一つのシステムの販売サイトが目にとまったんです。
機能は申し分ありませんが、それよりもそのサイトからにじみ出ていたものがありました。
売り手がお客さんのことをすごく考えていて、サポートもしっかりしてくれそうな雰囲気です。
問い合わせをしてみたら、担当の方もとても親身に対応してくれたので、もうここしかない!
そう思いましたね。
売り手の親切さとかお客さんのことをちゃんと考えていそうな雰囲気を感じて、そのシステムに決定したんです。
売り手の人柄や信用が決め手になったという事例ですね。
このように今は売り手の人柄や信用が決め手になるということを解説しました。
[keikou]その売り手の人柄や信用を効率よく伝えられるものがプロフィールです。[/keikou]
購入を検討している人が欲しい情報は何か?
ちなみに詳細なプロフィールを作ったとしても誰もが見てくれるわけではありません。
自分に興味のない人が、わざわざ自分の詳細なプロフィールを読みたくありませんよね。
私も興味のない人の長いプロフィールを読むのは苦痛です。
ではどんな人ならプロフィールを読んでくれるのか。
プロフィールを見に来てくれる人はこの2つ状態の人です。
- 自分に興味を持ってくれた人
- 自分の商品、サービスの購入を検討している人
自分に興味を持ってくれた人がプロフィールを読んでくれることはなんとなくわかりますよね。
購入の検討をしている人はどうでしょう。
購入を検討している人がどんな情報がほしいのかを考えてみます。
それは、その商品の購入を失敗しないかどうかですよね。
そのときの判断基準として、売っている人は信用できる人なのか、すでにその商品を買った人はどんな反応をしているのか。
この2つの情報を知りたいと思っています。
売っている人が信用できそうな人なのかを知るために、プロフィールを読みにきます。
購入者の反応を見たくてお客様の声というコンテンツを読みにくるわけです。
プロフィールを詳細に書くことで、あなたの人間性、専門性を伝えることができます。
そして売り手への信用や共感を抱くことにもなります。
それが、商品の購入する後押しになったり、売り手のファンになるきっかけにつながるのです。
だから、プロフィールが重要なのです。
それもただのプロフィールじゃなくて、あなたの人柄や専門性が伝わる渾身のプロフィールを作る必要があるということです。
プロフィールページの作り方
それではお待たせしました。
ここからは、プロフィールの作り方の解説をしていきます。
1)自分が参考にしている人のプロフィールページをいくつか見てみる
何かをつくるときにゼロから作ることは難しいので、まずは参考資料を用意します。
参考になりそうな人のプロフィールページを検索でいくつか探しましょう。
同じような業種や参考にしている人、自分がおもしろいなと思った人などの基準で探してみてください。
2)その中からこれだというものの構成を書き出す
その中から参考になりそうなものを1つ決めます。
そしてそのプロフィールがどういう内容でどういう順番で書かれているのか。
その構成をメモしましょう。
参考に、下記にプロフィールでよく使われているパーツの候補を用意しました。
今の仕事をしている理由や思い
なぜ今の仕事をすることになったのか。
その原体験やきっかけなど。
今までの自分の歴史
逆境を乗り越えたストーリーなど。
趣味
自分の趣味を書くことで、人柄が伝わったり会話のきっかけにつながります。
強みや得意分野
あなたが何を得意としている人なのかを伝えます。
お客様の声
あなたが今までどんな人にどんな風に喜んでもらえたのかを伝える強力なコンテンツになります。
実績
活動実績や講演実績などを記載しましょう。
メッセージ動画
動画で何かメッセージを撮影して、それをYouTubeなどへアップしてプロフィールページに埋め込みます。
メルマガやLINE公式アカウントの案内
メルマガやLINE公式アカウントを運用している場合は、その案内をプロフィールの中でしてしまうということも一つの手でしょう。
商品・サービスの案内
あなたが何屋さんなのかどんな商品・サービスを扱っているのかを伝えましょう。
プロフィールページはじっくり読んでもらえる可能性が高いページなんです。
そして最後までプロフィールページを読んでくれた人は、あなたの商品情報を知りたい可能性があります。
ですからページの一番下のには、商品詳細ページや、メルマガ・LINE公式アカウントへの誘導を設置しましょう。
3)書き出した構成で自分のプロフィールを書いてみる
次は参考にしたプロフィールの構成を、そのまま自分のプロフィールに当てはめてみましょう。
それができたら自分のWebサイトに入力していきます。
WordPressサイトを持っている人は、固定ページで作成しましょう。
その他無料サービスを活用している人は、プロフィールを設置する場所があると思うので検索して調べてみてください。
4)写真や一緒に読んでほしい記事などのリンクを貼りつける
文字を入力したら最後に、画像を挿入したり、一緒に見てほしいページがあればそのページへのリンクを貼りましょう。
これでプロフィールページの完成です。
プロフィールページの活用方法
ここからは作ったプロフィールページをどのように活用するのかを見ていきましょう。
1)自分のWebサイトに設置する
まずは、自分のWebサイトの目立つところに設置していきます。
グローバルナビ(メニュー)に設置する▼
ブログ記事の下の方に簡単プロフィールと詳細プロフィールへのリンクを貼る▼
サイドバーに設置する▼
2)各種SNSに設置する
次は、SNSのプロフィール欄(短いプロフィール)に詳細プロフィールページのアドレスを貼りましょう。
あなたのSNSの投稿を見て、興味を持った人が見にきてくれます。
Facebookの場合▼
Twitterの場合▼
インスタグラムにも貼ることができます。
3)セミナーの告知ページなどに設置する
あまり見かけませんが、セミナーなどのお知らせページにあなたのプロフィールを貼るという手もあります。
セミナーの告知がお客さんとの最初の接点になる場合は、有効な手段になるでしょう。
まとめ
プロフィールの作り方でした。最後にここまでの内容をまとめます。
プロフィールが重要な理由
- 商品の機能ではなくて誰が売っているかが判断基準になる。
- 購入を検討している人の背中を押すことができる
プロフィールの作り方
- 参考になるプロフィールを用意する。
- それの構成を書き出す。
- 書き出した構成を自分用に埋める。
プロフィールの活用方法
- 自分のサイトに設置
- SNSに設置
- 告知ページに設置
以上です。
ちなみにプロフィールは1回作って終わりではありません。
あなたが活動を続ける限りプロフィールに乗せるネタは増えていくはずです。
ですから定期的に更新するようにしましょう。
まだあまり書くことがないという人もなんとか絞り出して作ってみてましょう。そしてこれから書き足して充実させていってください。
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